
50歳オーバーの人は、ユニクロが大企業に成長していった経過を、リアルタイムで見てきていると思います。
最初の頃は「値段なり」「安かろう悪かろう」的な捉え方をしていた人も多いと思うんですが、爆発的に売れたフリースを市場に投入したころから、品質が一気に上がったイメージがないですか?
最近では、ジーンズもかなりの高品質だという声をよく耳にするようになり、かなり気になっていたので、セルビッチストレッチジーンズを買ってみました。
はたして、今まで、リーバイスやリー、エドウィンやアバクロ他のオーバー7,000円のデニムしか履いてこなかった僕にも、満足できる完成度なんでしょか???
ユニクロのセルビッチストレッチジーンズの出来は秀逸
いきなり結論を。
「3,990円+税のデニムとしては、めちゃくちゃ高品質!コスパよすぎ!ユニクロをなめてました。ほんますいませんm(_ _)m」
売り場で手にとった瞬間に、「これはなかなかの完成度やぞ!」と感じました。フィッテイングルームで試着したときには、それは確信に変わってましたね。
シルエットはスリムなんですが、若干のストレッチがある生地なので、脱ぎ履きが大変ということはありません。
まぁ、昔一部の人が履いていた「のびのびジーンズ」ほどのストレッチ性はないので、あくまでも、普通のジーンズよりも伸びるかな?という程度ですけどね。笑
逆に考えると、伸びすぎない分、膝などが抜ける可能性が低いということにもなるので、これは全くのノープロブレムでしょう。
また、公式サイトによると、
ウォッシュなどの加工は、L.A.のジーンズイノベーションセンターで開発したものを採用
とのことなので、チープにならずに加工出来ているのは、この部分によるところが大きいんでしょうね。
セルビッチストレッチジーンズの各パーツをチェック
ヒップサイドはこんな感じ。
ポケットにペイントがあったり、装飾が施されているのは好きじゃないので、ここまでシンプルなのは個人的にベストの部類にはいります。
セルビッチ生地特有の「赤耳」も入ってますね!
ファスナーはYKK製。
何度も上げ下ろしするファスナーですから、わけのわからない劣悪なものがついているジーンズは論外です。
そういう意味では、この部分のコストを削減しなかったユニクロの英断は称賛に値しますね~。素晴らしい!
ロゴ布にはコストをかけてないっぽいですが、これはオッケーです。ユニバレしなくない人も多いようなので、簡単と外せるようになってるのは嬉しいですね。
リベットもしっかりしたものが採用されてます。
縫製も良いですね。よじれやたるみは見当たりません。
ステッチも丁寧に仕上がっています。
まとめ
インディゴ系ではなく、あえてこの素材感にしたのは正解だったんじゃないでしょか。
色落ちによる風味の変化を楽しみたいなら、このジーンズを選ぶことはないと思いますが、
「こういう素材で、こういう色目で、こういうスタイルで、この値段」
という感じで、コンセプトが絞り込めているように感じました。
もしこれが、ど定番のリーバイス501に対抗して作ってあるなら、最初から見向きもしなかったんですけど、このスタイルだからこそ手に取る気になりましたしね・・・。売れているってことは、きっと、同じように思っている人も多いんだと思います。
ただ、足の短い僕にはスリムは似合わないってことを再認識させられた製品でもあります。(号泣
ユニクロには、「ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ」というのもあるので、こっちも試してみたいんですけどね。でも、13.5オンスのデニム採用の「レギュラーフィットジーンズ」を選ぶほうが無難かも。
とりあえず、足が長くないひとは、フィッティングルームで試し履きをして、忌憚のない意見を言ってくれる誰かにチェックしてもらうほうが良いと思います。笑
ワンサイズ違うだけでも、かなりシルエットが変わってくるので、履ける範囲で小さいサイズを選ぶのが正解なんじゃないでしょか。