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カイト/KITEは凡庸な作品だったなという印象

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カイト/KITE

著名な漫画家さんたちは、今作品の実写化に関して、概ね高評価のようです。

そこには、過去のハリウッド実写化作品に対する落胆を踏まえた上で、「この出来栄えなら及第点をあげなくてはいけないだろうな」という胸中が透けて見えます。

個人的な感想としては、「ハリウッド、ちゃんとやれよ!」です。

サミュエル・L・ジャクソンが出演している作品は、かなり面白いものが多いので、今回も期待して見始めたのですが・・・・残念な結果となってしまいました。

興行収入が1400万円ということですから、世間の評価は推して知るべしですよね。





カイト/KITEのあらすじ

近未来では、経済崩壊後に州は無法地帯となっていた。ギャング集団ナンバーズが子供をさらい、エミール率いる人身売買組織に売りさばくような、そんな荒れ果てた世界に。

サワ(インディア・アイズリー)は、過去にこの組織に両親を殺されており、その復讐を遂げるために娼婦のふりをして組織に属する男たちを暗殺していく。

そして、そのサポートをするのが現役の刑事であり、サワの父親の親友でもあったカール・アカイ(サミュエル・L・ジャクソン)だった。

苦労して組織のボスのエミールまでたどり着き、復讐を完遂させるサワだったが、ここで新しい秘密を知ることになる。

カイト/KITE・キャストとスタッフ

サワ:インディア・アイズリー
オブリ:カラン・マッコーリフ
カール・アカイ:サミュエル・L・ジャクソン
ヴィク・ソーンヒル:カール・ボークス
プリンズルー刑事:デオン・ロッツ
レイノック:ルー・ベンター
監督 / 演出:ラルフ・ジマン
原作 / 脚本:梅津泰臣 / ブライアン・コックス

アマゾンプライムビデオはこちら 公開が終了している場合がありますので、ご確認ください)

カイト/KITEの感想とネタバレ

いきなりですが、作品の評価としては10点満点で5点というところでしょうか。

原作は梅津泰臣のアダルトアニメだそうで、それは見たことがないのですが、映画版はストーリーもアクションも凡庸で、これと言った見せ場がなかったです。

何より巨大な人身売買組織のトップのエミールや、幹部のヴィク・ソーンヒル(カール・ベウクス)やスタギー(テレンス・ブリジット)らが、どうも頭がよくなさそうな上に、弱いんですよ。

警察に捕まることなく人身売買を続けている組織の幹部なんですから、したたかで狡猾さを持っているはずなのに、そういったところを感じさせるシーンが全くなかったんですよね。

あと、いくらカール・アカイに暗殺マシーンとしての訓練を受けたとは言え、ガリガリでパワーも何もないサワが、屈強な男たちを組み付すことなんてまず不可能だと思います。ナイフ術を駆使して暗殺するシーンには説得力はありましたが、ガチンコの力勝負で挑んでくる男にもひけをとらないというのは、ちょっと無理があるのではないかと。

サポート役として、サワの幼馴染のオブリ(カラン・マッコーリフ)を登場させているのですが、彼とサワがタッグを組んで暴れるシーンなどがもっとあれば面白くなったのになと思います。

主人公・サワのキャラクター

観ながら、「主人公のサワがやけに幼いな~」と思っていたのですが、これは原作のアダルトアニメの設定をトレースしていて、少女や少年の売買という犯罪が叩き台になっているからなんでしょうね。

アダルト作品のストーリーのフックとして、少女売買というのがまずありきだったからこそ、幼いサワを打ち出すのは必須だったように思います。

そのサワを演じたインディア・アイズリーは、2015年の公開時には22歳だったので、娼婦のふりをするシーンなども倫理的には問題はないのですが、あくまでも「少女に見える」という条件にばっちり当てはまったのが、起用された大きな要因だったんじゃないでしょうか。

「ものすごく童顔で、子供のような体型」というのが奏功したんでしょうね。

ちなみに彼女は、お母さんが布施明さんの元妻のオリビア・ハッセーだというんですから、原作者が日本人ということも含めて、日本との縁がかなりあるのかもしれないです。

すごくキュートな女優さんなのは間違いないですから、今後もいろいろな作品に出演して、その姿を見せてほしいものです。

後から知ったんですけど「アンダーワールド 覚醒」にイヴ役で出演してたんですね!これはもう一度チェックしなければ。

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カイト/KITEのネタバレ

サワの両親を殺したのは、実はカール・アカイでした。

経済崩壊後、カールが武器を盗んで売りさばいてきたことを、相棒の刑事だったサワの父親が密告しようとしたので、口封じに殺したというのが真相でした。

それを知ったサワは、数々のサポートをしてくれた彼を殺すことが出来ず、記憶を消去する「アンプ」を打ち込むことで、自分との関係が警察にバレないようにしたのです。

完璧にではないですが、両親の復讐を完了したサワは、ようやくこれから自分の人生を生きることになります。

その側に、オブリがいることは間違いなく、ミッション達成のために散々打ってきたアンプの禁断症状を乗り越えるのも、彼がいればなんとかなりそうですね。

もし、日本版が作られるとしたら、主人公のサワは乃木坂46の齋藤飛鳥ちゃんがイメージぴったりだなと感じました。まぁ、アクションが出来るのかとか、演技力があるのかとかは知らないんですけどね。笑

ただ、冷徹な表情とかは間違いなく得意そうなので、その点だけは大丈夫ではないでしょか。

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