
超巨大な台風19号 (ハギビス) の影響で、直前まで開催されるかどうかがスタッフの間で協議されていたそうですが、無事スタートすることができました。
前夜祭は中止となったものの、本番の10月13日は小雨程度で済んだのは本当にヨカッタですね。
晴れ間が見えるときもあって、音楽も食も思う存分楽しむことができました。
では早速レポートを!
目次
ハチ北ミュージックフェス2019の会場に到着
今年のチケットは、数ヶ月前に但馬ドームで開催されたイベントに足を運んでゲットしました。(黄色いレイン着て両手あげて写ってるのはワテですねん。笑)
前売り価格より安い招待チケット価格で手に入れることができたのは、まさに地元民のメリットですね。笑
ちなみに、昨年までは無料だった駐車場料金は、今年から500円になってました。
今年もナチュラル素材満載の心温まるゲートが迎えてくれましたよ~。
いつもどおり、手作りフェスとは思えない立派なステージが組まれています。こちらがBLUE stage。
そして、GREEN stage。
屋台が並んでいるスペースも例年通りです。
ハチ北ミュージックフェス2019の出演者
ハチ北ミュージックフェスでは、「BLUE stage」と「GREEN stage」の2つのステージを使って、交互に出演者が演奏を行うというスタイルになっています。
当日のタイムスケジュールはこんな感じ。
僕たちが到着したときは、北小路直也さんがパフォーマンスしている途中だったんですが、テーブルやイスを搬入している間にステージが終了してしまい、ほとんど見ることができませんでした(゜_゜)
お目当てがクレ山ってことで、ゆっくり構えすぎてたのが失敗でしたね。
んだば、ここからは、それぞれのバンドの感想などを。。。
LOOKLIKE
公式サイト:https://looklike-osaka.com/
初出演のトリオバンドです。
爽やかな歌声でポップなメロディを紡ぐ、パワーポップ(メロディックハードコア?)を展開。
来年のポスターは自分たちをメインに使ってほしいとリクエストしてましたが、クレ山の牙城を崩すのは難しいとだけ言っておきましょう。笑
ちなみに、「leading」という曲のMVはハチ北でロケをしたそうですよ。
空中ループ
公式サイト:https://www.kuuchuuloop.net/
エアリー感満載で、京都の土壌が生んだバンドという雰囲気でしたね。
最近は女性のドラマーがいるバンドが多いですが、このバンドもナイスなドラミングをする女性ドラマーを擁していました。(先日見た石川みな子ちゃんとはスタイルは違いますが、めっちゃええグルーブを叩き出してました)
個人的には甘いポップスは苦手なんですが、ギターのアレンジやプレイが、U2とマルーン5のエッセンスが感じられたので、楽しむことができました。
最近のギター機材には疎くなってしまっているんですが、途中で右手にもってた黒いアイテムはサスティナーなんですかね~?ピッキングしていないのに、超ロングトーン(バイオリントーン)が出ていたのが不思議でした。(追記:どうやら、E-bowと呼ばれるアイテムのようです)
私の思い出
公式サイト:http://watashinoomoide.com/
現存する唯一のアドベンチャーロックバンド!
最初は「???」という感じで見てたんですが、途中からその独特の世界観にどっぷりハマってしまいました。
パフォーマンスを見ていると、「関ジャニ∞のライブって、こんな感じなのかな?」と、なぜか意味不明の想像をしてしまったくらい、かっちりネタが仕込まれた内容が秀逸でした。
コミックバンドは実力がないと成立しないものですが、このバンドは本当に技術があって、安心しておふざけを楽しむことができましたよ。
「おにぎりユニバース」「虫とり」も面白かったんですが、「イモほり」のサビで、ボーカルが「ディグディグ」って言う箇所がツボでした(*´∀`*)
あと、ハスキーボイスのボーカルがハードロック出身なのは間違いないような気がします。(いや、スライダースのファンなのかも?)・・・思い切りシャウトしてほし~。そしてキーボードのお兄さんの後輩感がすごかったです。笑
アカシアオルケスタ
公式サイト:http://acacia-o.com/
これぞプロの雰囲気とオーラをまとったボーカル!歌めっちゃうまい!
芸能人オーラ満開なので、只のボーカリストではないと思ってたら、KISS FMのDJもやっているみたいですね。しかも、神戸マツダのアンバサダーって・・・(この会社に知り合い何人かおるがな)
CDを買おうと思ってから、なんだかんだしてたら、物販コーナーから引き上げられてしまっていて、買えなかったのが心残り。家に帰ってからアマゾンプライムミュージックで検索したら、10周年のアルバムがあったので、今日からがっつり聞くことにします。
CRAZY WEST MOUNTAIN
公式サイト:https://crazywestmountain.com/
音出し(リハーサル)の「セカンド童貞」の段階で、客が振り付けをして踊ってしまうという。笑
ボーカルのマルフォイは、あちこちで撮影されまくってたし、いよいよその人気もハチ北で定着してきたようで嬉しい限りです。
ってなことで、セットリストをご紹介。
セットリスト
1.STEP BY STEP 2.曙 3.サボタージュ(新曲) 4.赤いレンタカー 5.トレイルラン 6.CWMのテーマ
キラーチューンの曙のあとに新曲を持ってくるあたりは、さすがとしか言いようがないですね。
トレイルランのイントロで、レイくんがシングルノートのフレーズを渋く決めていたり、赤いレンタカーのブリッジ部分で、前さんが以前よりガムランっぽい雰囲気のサウンドメイクをして、南国風味を醸し出していたり、聴くたびにアレンジに変化があってナイスですね~。
個人的には、西山リーダーのベースのブリブリ度が増していて、グルーブの高まりを感じています。
失敗したなと思ったのは、ドラムのボンとゆっくり話す時間もあったのに、「Beyond The Edge」でのバスドラが入る箇所がどこなのかを聴き忘れたことです。めっちゃ聴いてるのに、未だに16のウラなのかどうかがわからないんですよね~。今度ちゃんと聞いてみよう。
ほいで、今回ゲットしたクレ山グッズはこちら。赤いレンタカーでグルグル回す用のタオル。
バックステージパスステッカーには、マルフォイのアイディアで3枚1セットで意味が通るようにしてもらいました。
CHACCAという仕組みがよくわからんかったんで、説明が書かれたカードももらってきました。
ライブは今回も絶頂に楽しかったし、クレ山ファンの人たちとの交流もできたし、充実した時間を過ごさせてもらいました。
キネマズ
公式サイト:http://kinemas.net/
ボーカルの宮下浩さんを中心とした、メンバーが流動するバンドのようです。
ハチ北フェスのスタッフ、ムッティーさんがギターを弾いてました。
それにしても、宮下浩さんはでかくて存在感抜群。俳優の浅野某に似てました。笑
YOKOYURE
公式サイト:http://yokoyure.com/
まさに横揺れしまくる音楽ですね。
「大人でおしゃれな音を奏でるHY」と言ったイメージのバンドでした。女性ボーカルのaquviさんは、めっちゃ歌上手い。島唄とか歌ってもかなりハマるんじゃないでしょか。
youtubeで見ることができるMVもすごくいいっす(*´∀`*)
HAPPY
公式サイト:http://happyofficial.com/
浮遊感!
こういうバンドは日本においては京都からしか生まれないのでは?と感じてしまいます。
個人的には、屋外フェスなら夜も更けた頃、真っ暗な中にポツンと照明を灯したステージで見たいですね。昼間の太陽光線バリバリの中はミスマッチですし。笑
サマソニでは、何時頃の出演だったのか気になるところです。夏のイベントより冬のイベントが似合うバンドなのは間違いないでしょう。
kogakusyu翔
公式サイト:https://www.kogakusyu-sho.jp/
和太鼓3人をフロントに据えたオリジナリティ溢れまくるバンドです。
どっぷり「和」のバンドではなく、フュージョンバンドが和太鼓や篠笛を使って演奏しているという雰囲気。
角松敏生さんの楽曲「Tsugaru KEIKO(LEGACY OF YOU収録)」の雰囲気といえば伝わるかな?もちろん実力はバリバリです!!
紅一点の和太鼓奏者(江口美希さん)が、華やかさを加えているのも良いですね。
K-106
公式サイト:http://k-106.net/
僕はロッコとデビッド・ガリバルディ在籍時のTOWER OF POWERを見に行ったし、メイシオ・パーカーのカバーバンドをやってたこともあるので、ファンクはわりと好物。
そんな、ファンクに一家言ある僕が「かっちょええ~」と唸って、思わず物販コーナーに並んでいた2枚のアルバムを買ってしまいました。(上からの発言、どんだけ~w)
真っ黒な香りのするファンクバンドではなく、ポップスのエッセンスを織り込んだアレンジや楽曲もあり、そのセンスの良さが素晴らしいっすね。
ビブラートの揺れまで揃えるユニゾン、ハーモニーでの丁寧なプレイぶりは、本当にプロの仕事っていう感じでした。佐々木史朗さんが在籍しているKICKSのライブで体感したような、心地よい管楽器のサウンドを楽しむことができましたよ。
BAGDAD CAFE THE trench town
公式サイト:http://bagdad-creations.com/bagdadcafethetrenchtown/
昨年は見ることができなかったので、今年は寒さに耐えてもしっかり見ようと防寒対策ばっちりで挑みました。笑
一昨年と異なっていたのは、コーラスのお姉さんがひとりになってたことくらいですが、あいかわらず抜群のハーモニで、それを支える最強のリズム隊(yamaと番長)のおかげで腰がウネウネしまくりでした。
オリジナル曲のトラック(生演奏やけど)に、スパイスガールズの「ワナビー」を乗せたりして、客席を温めていました。
曲とは関係ないんですが、ボーカルのmaiさんの「ブラがずれてお腹まで来ている」発言と、衣装を引っ張り上げるしぐさで、おっさんの僕は集中力を欠かれてしまいましたとさ。笑
ライブのまとめ
今回は、本当に良いバンドが集まっていて大満足の内容でした。ブッキングされた方が本当にグッドジョブで感謝です。
音響を担当していた、阿倍野のSABASOUNDさんのPAもめっちゃヨカッタ!これなら、5,000円のフィーも納得。
何年後かに、海外からもバンドが呼べるイベントになってほしいですね。そのときは、10,000円のチケット料金でも、全国から万単位のお客さんが集まってくるような、日本有数の屋外フェスに育っているはずです。
そして、クレ山が大トリを飾れるバンドになっているという期待も込めておきましょう(*´∀`*)
・スポンサードリンク・
ハチ北フェスは「食」も楽しめるイベントなんです!
今回食べたフードをご紹介しますね!
shakunageの但馬玄牛コロッケ
お値段は、たくさん購入するほど安くなるシステムを採用してました。1個200円、3個500円、15個1,500円。
FAT CAMPのスパイスカレー
デニム生地を切り抜いて作られた布製ポスターが可愛いっすね~(*´∀`*)
クレ山の西山くんも食べてました(アップ許可済みです)
700円でした。
但馬牛焼き肉
一皿500円。このレベルの但馬牛としては格安!
タレは2種類用意されていて、村岡の道の駅で購入できる製品だそうです。
村のピザ屋さんボーノ
欲張りマルゲリータと欲張りカルツォーネ
1980のコーヒー
オリジナルブレンドと、キリマンジャロを購入。一杯400円なり。
ちなみに、自宅から持参したコーヒーはクレ山マグカップでいただきました。
但馬鶏の鶏丼と焼鳥
ご飯も美味しくて、もしかしてコウノトリ米を使ってるのかな?と思いました。(追記:但馬村岡米を使用しているそうです。)800円。
ブリブリでジューシー!食べごたえもしっかりありましたが、500円はちょっと高いかも(゜_゜)
料理旅館・大平山荘
すっぽんスープが300円で飲めるのは破格ですね~。
翁のたこ焼き(ソース)
黄昏時だったので、夕陽に照らされたたこ焼きが憂いを帯びてる気がします。笑
フードはどのメニューも美味しくて、お腹も大満足でした。ただ、地元のおばちゃんたちが作る肉めし(400円)を食べそこねたのだけは残念!
六甲ビールとジェラートは、気温が低すぎて断念しました(゜_゜)
まとめ
最後の後夜祭まで残ったのは初めてだったんですが、夜のライトアップされたステージも良いもんですね。
入り口ゲートからの通路もライトアップされてました。
録画ボタンを2度押ししてしまい撮りそこねたけど、花火も見れたし、キャンプファイヤーも最高だったし。
妻はTシャツも購入してました。
ちなみに、後夜祭は食べ放題2,000円(ドリンクは一律500円)のバイキング形式が採用され、前夜祭出演予定だった2つのバンドが締めてくれたそうです。
ということで、また来年の開催を楽しみに1年ガンバリマス!