
昨年に続き行ってまいりました「ハチ北フェス」!
地元の若者たちが手作りで運営している当フェスは、ステージ設営やスタッフTシャツなど、プロの手を借りずに自分たちでコツコツと構築しているそうなんですね。
そういう熱さはキライではないので、個人的には微力ながらも参加することで協力したいと考えています。
今年は、台風25号の影響で、屋内開催の可能性もあったんですが、なんとか外で行うことが出来ました。ただ、あいにくの雨で寒くて風邪をひきそうだったので、お目当てのクレ山を見終わってから、早々に引き上げることに。
途中までですが、今年のフェスの様子をレポートしましたよ~。
目次
ハチ北フェスの現場レポート
到着後、ゲートのところで、いきなりスタッフの男性に、
「昨年もこられてましたよね?クレイジーウェストマウンテンの・・・」
と声をかけられました。記憶力よすぎでしょ。笑
でも、クレ山のファンが、今年もこのフェスにやってきたことがスタッフさんに伝わったのなら、ヨカッタです。
ちなみに、こちらがファミリーマートで購入した前売りチケット。(1枚3,500円)
昨年と比べて、チケット代金が1,500円アップしてますが、昨年は2,000円と格安すぎたので、今年の金額は妥当だと思います。
※昨年のハチ北フェスの様子はこちら
会場は、標高675メートルにあるハチ北スキー場!
昨年よりかなりグレードアップしたゲート。
主催、協賛をしているみなさん。
ブルーステージ(メインステージ)はこちら。昨年よりちょっと大きくなったそうです。
こっちがグリーンステージ。
出店しているお店の屋台テントが並んでいます。
テント設営エリアも用意されていました。昨年はこのあたりにマウンテンボードのコースがあったんですが、今年はゲートの左前方に移動したようです。(イベントは中止)
ステージ前では、すでに場所取りをしている人もチラホラいて、良い場所がなくなる気がして、ちょっと焦りました(゜_゜)
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食べたフード
あれこれ食べようと思ってたんですが、雨が強くなったせいで早めに帰ったこともあって、2つだけしか食べることが出来ませんでした。
スジの入ったちまき(1コ300円)
これはかなり美味しかったデス。1コ300円の価値は大いにありましたね~。
フライドポテト(100円)
このポテトは、モスのような臭みが全くなく、塩加減も絶妙で最高でした。100円っていうのも良心的な価格設定で、あと2~3コ買っておけばヨカッタ。
それから、フードではないですが、輪投げで豪華アウトドアグッズがもらえるコーナーもありました。スタッフさんが、わざわざカードを配りに来てくれましたよ。
チェックした出演バンド・ミュージシャン
フェスのスタートからクレ山終わりまででチェックしたバンドとデュオがこちらです。
- チャンソリ:グリーンステージからブルーステージへ昇格していました。ロカビリーはほとんど聞かないですが、ポップさと、初期のチェッカーズのアルバム曲を彷彿とさせる耳馴染みの良いメロディーが秀逸なトリオです。バンドとしてのまとまりがよくなれば、もっとかっこよくなるのにな~。
- アフリカ:昨年は出音のバランスが悪く、はっきり言ってあまり良い印象は残っていませんでした。ところが今年は全く別のバンドのように感じたくらいヨカッタ。ハイトーンボーカル+ギターの人のハイトーンコーラスの声のマッチングがよく、歌詞もしっかり聞き取れてナイスでした。ベースとドラムのコンビネーションも大陸的な楽曲のイメージにピッタリはまる出来で、「いいバンドだな~」と好印象を持ちました。あとは、衣装ですね、やっぱり。統一感がないのと、あまりにコーデセンスがないので、貧乏な大学生のバンドにしか見えません。(゜_゜)。せっかく爽やかな曲を演ってるんだから、誰かスタイリストをやってあげれば良くなるのに・・・やっぱり、見た目ってめっちゃ大事ですからね~。
- ばきりノす:独特の世界観を持つアカペラの女性デュオです。詳しくは調べてないんですが、親子なのでは?という気もしますね。手嶌葵ちゃんの「テルーの唄」をイメージしてもらえれば、この人たちの楽曲の雰囲気は伝わると思います。ちなみに、ステージ周りの絵は、このデュオのラスさんが担当したそうです。すごく雰囲気のあるタッチで、音楽も絵画も共通した世界観を持っている人なんだなと感じました。
- mollen:女性と男性のデュオなんですが、女性が手にしている楽器が、二胡のような、でも全然違うようなものだったので、「一体なんだろ?」と思ってたら、「西洋のこぎり(ミュージカルソウ)」という楽器だということがわかりました。ヨコヤマホットブラザーズのお兄ちゃんがやってた「お前はあほか」ののこぎりを、ちゃんと楽器にしたものといえば良いんでしょうか?笑
結局、雨を嫌って帰宅してしまったので、このあとの出演者さんたちは見ることは出来なかったんですが、晴れてたらチェックしたかったバンドさんはいくつかありました。
- アカシアオルケスタのリズム隊:唯一のジャズ系のバンドです。かなり昔、ライブ・アンダー・ザ・スカイを見に行ったとき、屋外で聴くジャズの楽しさに目覚めたので、ジャズ色のあるバンドには興味ありなんです。(以前、僕が組んでたバンドの女性コーラスは、ふたりともジャズ歌手ということもありますし。)
- Heartful★Funks:ブラックミュージック大好きなので、そういうカラーのあるバンドはチェックしておきたいんですよね。
- BAGDAD CAFE THE trench town:昨年の圧倒的なグルーブが、今も耳に焼き付いています、あの世界レベルのうねりは、また体感したいものですね。
音響が格段に良くなっていて、大満足!
昨年は音響のまずさが際立っていたので、「ミュージックフェスとしては致命的やな~」と思ってたのですが、この部分が完全に修正されていました。
出音のバランスやサウンドが素晴らしく、2つのステージとも、まったくのノンストレスで音楽を楽しむことが出来ました。
誰がPAをやってるんやろ?と思ってたら、ブルーステージは、ポール・マッカートニーの大阪公演を担当したPAエンジニアさんだという情報をゲットしました。(ヒビノさんかも?)
この人選は本当に素晴らしかったので、来年以降もぜひ同じチームでお願いしたいですね。
ちなみに、アシスタントをしていた女性の音響さんは、この方のようです。(rasa*さん)
登場前のジングルあり
今年は、各バンドが登場する前にジングルが入り、雰囲気がいっそう盛り上がってヨカッタです!
幕間のBGMはずっとスティーリー・ダンでした。昼間の大自然の中で聴くスティーリー・ダンも最高でしたね!
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クレ山のライブ
なんのためにハチ北フェスに来ているかというと、クレ山を見るっていうのがイチバンの目的なわけですよ。
昨年のこのフェスがクレ山ライブ初体験だったので、思い入れも強かったりするんです。
というわけで、セトリはこちら。
セットリスト
1.CWMのテーマ
2.グッドモーニングアゲイン
3.トレイルラン
4.STEP BY STEP
5.赤いレンタカー
6.曙
各曲の感想など
サウンドチェックは「ジャンボジェット」という、なんとも垂涎ものの展開でした。本編でやってくれるかな?と期待したんですが、残念ながら生ジャンボジェットは次回以降に持ち越しです。
1.CWMのテーマ
アレンジ変更が入って、めっちゃ新鮮でした。というか、コード自体を変えているので、かなり耳が驚きましたね。笑
「チョモランマ、ヒマラヤ、富士山、みんな山」の部分を、「チョモランマ、ヒマラヤ、富士山、ハチ北」に急遽変更して、きっちりコーラスを対応させるあたりはさすがです。
そしてこの歌詞変更によって、オーディエンスの盛り上がりがワンランクアップしたのは間違いないですね。
昔、カシオペアのコンサートに行ったとき、向谷実さんが「次は新曲です。まだタイトルがついていないんですが、今決まりました。『神戸の夜』」と言うMCをやったときくらいのテンションアップでした。笑
2.グッドモーニングアゲイン
やっぱりこの曲好きや~(*´∀`*)。基本的にハネものは大好物なので、セットリストには、この曲か「Mr.オンタイム」が入っているとめっちゃ嬉しいんですよ。
3.トレイルラン
「♪木漏れ日の狭間を飛び越えて行こう何度でも」という歌詞を聴くたびに、グッときますね。「木漏れ日の狭間=陰」なわけですから、人生において日が当たらない期間があっても、それを走り続けることで乗り越えて、陽の当たる場所に辿り着こう!というメッセージを感じるんですね。マルフォイの作詞能力の素晴らしさが凝縮されているセンテンスだと思います。ちなみに、フェスの実行委員長(?)の西谷大我さんが、ステージ前で絶唱してました。
4.STEP BY STEP
CWMのテーマだけでなく、この曲もちょっとアレンジがされてたように聞こえました。ちょうど雨が激しくなってたときなので(マルフォイいわく「本当は快晴で、雨という集団幻覚を見ている」ということらしい。笑)、集中力がきれて勘違いしてるかもしれません。でも、コード感がいつもと違ってたように思うんですよね。実際はどうなんでしょか?
5.赤いレンタカー
今回もタオルをブンブン振り回しましたが、雨で湿ったタオルから水滴が飛び散って、周りの人に迷惑をかけたかも。ホンマ、すんませんm(_ _)m
6.曙
今回も盛り上がりました。物販コーナーで、「曙が収録されているCDをください」と指名買いしに来ていた女性がいたくらい、聴いた人の心を鷲掴みにする名曲ですね!
この1年で演奏力もアレンジ力もがっちりアップしていて、一気にブレイクスルーして飛躍する準備が出来ているバンドの充実度を感じました。
各メンバーのプレイ内容の感想
マルフォイ:わかりやすいMCと盛り上げ方が本当にうまい!フロントマンとしてだけでなく、何かの番組の進行もできるくらいトークが達者なので、ラジオ番組とか深夜の音楽紹介番組とかも十分やれるはず!歌はもちろん、めっちゃうまい!
前さん:FRIEDMAN(Runt-50???)のヘッドと、ES335のマッチングがすごく良いですね。UKのバンドっぽい、オールドと最新のギターサウンドがミックスしたような、非常に心地よい音作りが完成しつつあると思います。
レイくん:本人にも伝えましたが、右手のフォームが非常に美しいのに感動!そしてカッティングの切れ味も増していて、ツインギターバンドの両翼が、さらに安定度を増している気がします。
西山くん:告知MCをするときに、わかりやすいトークで、しゃべりの才能もあるんだなと。こうやって告知を担当するのはすごく良い役割分担だと思いますし、西山ファンにとっては、マイクを通した声を聞けるのは至福のときなんじゃないでしょうか。リズムの底辺をささえるプレイも秀逸!
工藤くん(ボン):タイトラで初めて聞いたときは、わりと重めのロックドラムなスタイルだなと感じたのですが、今回はyoutubeチャンネルで聴くときのような、タイトでジャストなドラミングでした。サウンドチェックのときのプレイだけで「うまいな~」と思わせてくれる、非常に才能あふれるドラマーです。
昨年はアンコールもあったんですが、今年は残念ながらナシ。でも、スタンディングエリアで盛り上がっている人数は何倍にも増えていたので、ファンとしては満足っす(*´∀`*)
当日のクレ山さん
物販ブースでのクレ山メンバーを撮影させてもらいました。(掲載許可をもらってます)
撮影後、マルフォイにこの画像を見せたら、「アーティスト写真みたい。」と言ってました。さすが写真を撮られなれている人たちは、どんなシチュエーションでもキマってしまいますね~。笑
・・・でも、ボンだけおちゃらけで写ってるな(゜_゜)
今回ゲットした毎日おじさん(初期おじさん)
ちなみに、毎日おじさんを収納しているケースは、高校時代にマルフォイが愛用していた、BOSEヘッドフォンのケースなんだそうです。使い込みすぎにもほどがある。笑
お目当てのクレ山も見れたし、雨も止みそうもないし、寒くて風邪をひきそうだったので、レイくんに「もう帰るんですか?」と驚かれつつも、早々に現地をあとにしました。
もし晴れてたら、用意されていたハンモックで昼寝とかしたかったんですけどね。ちなみに、前さんはしっかりくつろいだみたいです。
ハンモックに揺られるクレ山・前田氏。笑
ハチ北フェス最高です。
ハンモック前田#ハチ北フェス #ハチ北 pic.twitter.com/JkmGilZ1Y8— CRAZY WEST MOUNTAIN (@CWM_official) 2018年10月7日
神戸新聞の取材を受けた妻
僕がトイレに行っている間に、妻が神戸新聞の記者さんに取材を受けていました。
途中から僕も加わり、お目当ては「クレイジーウェストマウンテン」ということを伝え、しっかりとクレ山の良さをアピールしまくったんですが、こんな感じの記事になってましたよ。
まだ誕生日が来てないから、49歳やけど・・・。
まとめ
全体的に満足度の高い内容だったんですが、ひとつだけ残念だったことがありました。
それが、ステージ前のスタンディングエリアでタバコを吸ってた男性がふたりいたことですね。そばには、小さな子どももいるのに、おかまいなしっていうのは問題ありです。
主催者さんには、来年から喫煙エリアを設置して、屋外でも分煙できるように配慮していただけると嬉しいです。せっかくの山のキレイな空気が台無しなので、ぜひぜひお願いしたいですね。
あと、雨を避ける意味でも、テントがあれば便利だと痛感したので、来年がテントを持ち込んで参加したいと考えています。
そして、今年は中止になってしまった同時開催の「但馬牛食まつり」が、来年は必ず行われるように、今から晴れ乞いをしておこうかなと考えたり考えなかったり。。。。(どっちやねん)