最近は、口呼吸する人が増えているそうです。小学生の8割もが口呼吸なんだとか。これにはビックリですね。
実は口呼吸のデメリットは沢山あるみたいで、健康にも大きく影響するようです。
今回は、僕が口呼吸を鼻呼吸に矯正するために行っている方法をご紹介したいと思います。
口呼吸のくせを治したほうが良い理由
小学生の頃、剣道を習いに行ってて、稽古の後に瞑想する時間がありました。
そのとき、「鼻から吸って口から吐く」ということを徹底して教えられたので、その当時は鼻呼吸が当たり前だったんですね。
ところが、大人になってからスキューバダイビングにドハマリしていたときに、レギュレーター(空気を吸う器具)を口で咥えるせいで、口呼吸の癖がついてしまったんです。
数年後に花粉症になってしまったこともあって、スギ花粉の飛ぶ春先は、ほぼ鼻で呼吸をすることは無くなってしまいました。
今思うと、この頃からなんとなく(ホントになんとなくですよ)体の調子が悪くなったような気がするんですよね・・・。
実は、口呼吸のデメリットはかなり多いみたいなんです。
- 雑菌やウイルスを取り込みやすくなるので、風邪などにかかりやすい
- 口の中が乾いて(ドライマウス)、口臭の原因になる
- 免疫力が下がる
- 歯並びが悪くなる
- いびきの原因になる
こんな弊害があることを知ってしまったら、口呼吸を改善して、すぐにでも鼻呼吸に切り替えないとダメだっていう気になりますよね。
ぜんそくやアトピーなどのアレルギーも、口呼吸が原因になっているという内容の書籍もあります。
起きているときは意識して鼻呼吸することはできると思うんですけど、問題は寝ているときなんですよ。
口呼吸を医療用テープで改善させる
無意識になる睡眠中は、強制的に鼻で呼吸をしてあげるようにしないと絶対にコントロールできないと思ったので、こんなテープを買ってきました。
いわゆるサージカルテープ(メディカルテープ)というやつなんですけど、これをベッドに入る直前に口に貼って寝ることにしたんです。
このテープで口を開かないようにして、鼻でしか呼吸できない状態を作るというわけですね。
「おやすみマウステープ」という専用のテープもあるみたいですけど、値段的にはちょっとお高いんですよね。原理的には医療用テープと同じことなので、コスパを考えるとわざわざ買う必要はないかなと思ってます。
「わざわざ医療用テープを買わなくても、家にあるガムテープで十分!」とか考えないでくださいね。粘着力の強いものは、肌を痛める可能性が高いのでやめたほうが無難です。
医療用テープを貼って寝た結果
昨夜に初めてテープを貼って寝てみたんですけど、寝苦しいこともなく朝まで熟睡できました。
ただ、想像していたより粘着力が強めなので、剥がすときにはゆっくり丁寧にしないと唇の皮までめくれてしまいそうです。これだけは注意しておきたいですね。
そういえば、顔の下半分をカバーするマスク状のアイテムで、「吸うのは鼻からのみ、出すのは口からのみしか出来ない」という口呼吸矯正製品もありますね。
「ReBNA(レブナ)」という製品で、本来はアスリートのための低酸素トレーニング用アイテムだそうです。
これは女性が着用していますが、男性用サイズもありますし他の種類も用意されています。「トレーニングマスク」で検索すればいろいろ見つかりますよ。
こういうしっかりした作りのマスクを使えば、意識していないときも鼻呼吸する訓練になると思うので、すごく効果がありそうですね。
花粉症などで鼻が詰まっていない状態なら、試してみる価値は大かもしれません。
あいうべ体操で口呼吸改善
口呼吸を鼻呼吸に改善するための「あいうべ体操」という方法もあります。(詳しくはこちら)
大きく口を開いて「あ」「い」「う」と声を出し、「べ」のときは声と一緒に舌も下に突き出すという体操ですね。
「あ~べ」までを1セットにして、1日30セットを毎日行うと口呼吸が鼻呼吸に改善されるとのこと。
薬を飲んだり、器具を使ったりしないので、お金をかけずにいつでもどこでも出来るのが嬉しいですよね。
僕も早速取り入れてやり始めました。基本的に口周りの筋肉を鍛えることも良いそうなので、「ポ・リ・バ・ケ・ツ」とか「あいうえあおいお」とかでもオッケーかもしれません。
お医者さんが考案したということなので、権威に弱い僕はあいうべ体操をやりますけどね。笑